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Fate/stay night [Realta Nua] 凛ルートをやり終えた感想

【この記事もネタバレを含むので注意】

 

 凛ルートを今日でやり終えた。

 

 文字通り朝から晩までそれしかやらない生活を送っていたら2日で終わってしまった。プレイ時間は25時間ほど。シナリオが盛り上がって来るまではセイバー、凛、桜、イリヤ以外のキャラのボイスをオフにしてたらセイバールートよりも短時間で終わってしまった。

 

 自分の信念がたとえ他人を真似ただけのものであっても、またその信念が実現不可能だという結果が見えていても、信念を実現しようとして理想へ向かう態度を貫くこと自体に価値がある、っていうのが凛ルート・UBWで士郎が見出したことなのかな。しかし、物騒な例を持ち出してしまうが、それではたとえばオウムの麻〇を獄中でも死刑執行まで信じ続けた新〇智光の生き様は正当化されうるのか、などいろいろ思う所はある。いやでもFateはやはり奥が深いですな。考えさせられる。

 

 UBWはセイバールートに比べて各サーヴァントのキャラがちゃんと立ってて、使い捨て要因があまりいないのも良かったです。キャスターはセイバールートでは単なる噛ませ犬だったけどUBWでは宗一郎との関係ですごく魅力的なキャラになってた。ライダーが唯一人損な役回りだったけどそれは桜ちゃんルートで補完されることを期待しておこう。

 

  凛ちゃんルートではあるが圧倒的桜ちゃん推しなので彼女の話をするが、桜ちゃんが間桐家に養子に出された実の妹であることを仄めかしつつ(まだHFやってないから100%確実とは言えないけどネタバレ食らってるし90%そうだろう)最後は士郎と二人の愛の巣を築くことしか頭になかったのがやや不満ではあった。まあでも、慎二と病室で仲良かったのは良かったんだろう多分。セイバールートよりも慎二はクソ野郎っぷりがすごかったし、ラストバトルではあんな姿に成り果てるという損な役回りだったけど、それでも生き残るんだからなかなか悪運の強い奴だと思う。

 

 でもこの流れでいくと次は桜ちゃんルートよりもむしろイリヤスフィールルートがくる方が自然だと思うんだよな。発売当時は「えっここから桜なの?」と多くの人が思ったのではなかろうか。ここからセイバールート・凛ルートに何がつけ加わるのか僕にはまったく予想できないけど、HFは絶対にこの想像力貧困な僕が追い付くべくもない怒濤の展開になるだろう。いろいろと今から楽しみだ。

 

 ちなみに今日からゲームは一日一時間の教えをきっちり守り、受験勉強と並行する形で進めてまいります。桜ちゃんルートは長丁場になるそうだしね。